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在宅看取りを支える人たち在宅の看取りを支える、さまざまな職業

2016年06月24日
在宅看取りを支える人たち

「家族だけ」の時代ではない

かつては「在宅で看取りたい」と考えたとき、頼れるのは家族だけでした。
 
しかし、今は違います。在宅での看取りは、今や国の政策方針でもあり、公・民間を含め様々なサポートが受けられるようになってきました。
このページでは、在宅看取りを支えるスタッフたちについてご説明します。
 
 

訪問看護師

訪問看護師とは「訪問看護師ステーション」(用語集リンク)から自宅等に派遣される看護師さんのことです。病人や高齢者がその人らしく生き生きと療養できるよう、医療処置だけでなくリハビリや生活補助まで、様々なサポートをしてもらえます。
 
また患者さんだけでなく、患者さんを支える家族に対してサポートを行うのも訪問看護師の仕事です。介護方法の指導、種々の相談への対応、栄養指導、認知症の事故防止方法など、サポートの内容は多岐に渡ります。
 
専門的な医学知識と、在宅ケアに関する深い経験を持った訪問看護師は、在宅看取りを目指す上で欠かせない力と言えるでしょう。
 
 

在宅医

在宅医とは、在宅医療を行ってくれる医師のこと。
通院が困難な患者に対して、往診による診察と治療を行います。
 
治療方針を決定し、訪問看護師に指示を出すのも在宅医の仕事です。医師は、医療措置全般の責任者でありマネージャーであると言えるでしょう。
 
一般的に、緊急時の往診などの関係から、在宅医は自宅から近ければ近いほど望ましいとされています。自宅近辺ので在宅医療を行っているクリニックや病院を探すのがおすすめです。在宅療養に特化した「在宅療養支援診療所」(リンク)に絞って探してみるのも良いでしょう。
 
 

ケアマネージャー

ケアマネージャーとは、介護保険制度についての知識と経験を持つ専門職員。要介護認定にまつわる業務や、在宅介護の計画立案をサポートしてくれます。
 
在宅での介護・看取りをはじめた時は、要介護認定をもらった時は早めにケアマネージャーに相談するのが良いでしょう。地域包括支援センターや役所に行けば、その知識の相談可能なケアマネージャーの一覧リストをもらうことができます。
 
 
 

ホームヘルパー

訪問介護を行う介護の専門職。
介護保険法における正式名称は「訪問介護員」。
 
「身体介護」と呼ばれる食事、排泄、入浴などの介助や、
「生活援助」と呼ばれる掃除、洗濯、調理、ごみだしなどのサポート、
利用者や家族への助言・アドバイスなども行います。
 
資格には1級と2級があり、1級では「喀痰吸引」などの限定的な医療処置も行うことができます。
 
 

薬剤師

在宅医の指定した処方箋に従って、医薬品を調剤します。
また「健康上の理由で薬局に薬をもらいにいけない」「ひとりで服薬できない」といった患者さんのために、多くの薬局では訪問調剤を行っています。
 
 

歯科医・歯科衛生士

言わずと知れた歯科医療の専門家。
虫歯や歯周病の治療、入れ歯の調整、口腔ケアの指導などを行います。
特に口腔ケアは細菌性疾患である誤嚥性肺炎の予防として、高齢者にとって重要な意味を持ちます。
 
歯科医・歯科衛生士も在宅医や薬剤師と同じように、訪問治療を保険適用で行っています。
 
 

理学療法士・作業療法士

理学・作業療法士とは、だんだん身体機能が衰えてくる患者さんに対し、身体機能の衰えを防ぐためのリハビリを施す仕事です。
 
理学療法士が「 座る、立つ、歩くなど」等の基本動作を、作業療法士が「移動、食事、排泄、入浴」等の日常生活を訓練します。
 
身体機能のリハビリは、在宅看取りにおける介護者負担を減らしQOLを高める意味でも、極めて重要なケアのひとつです。
 
 

ボランティア

在宅で療養を続ける方に対し、生活のお手伝いをしたり、話し相手になったりといった活動を行っている民間ボランティアは数多く存在します。
「(地域名) 在宅 ボランティア」などのキーワードで検索してみてください。ちょっとした外部の刺激が生活の活発化につながることはよくあることです。
 
 
いかがだったのでしょうか。
在宅看取りにおいて、外部の助けは極めて重要です。
 
地域、行政、民間のさまざまなサポートを利用し、チームを組んで在宅介護・在宅看取りにあたっていきましょう。
黄金のおりん
あなたの実家が空き家化しそうなときに押さえておくべき5つの基本【空き家対策本部】
用語タグ 在宅看取り
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