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母の葬儀で涙を流せない。私は冷たい人間なのでしょうか。

女手一つで育ててくれた母が亡くなり、葬儀の喪主になりました。準備などで忙しくしているとき、全く涙を流せなくなっている自分に気づきました。私は母を愛していなかったのでしょうか、それとも生まれつき冷たい人間なのでしょうか。

「心の麻痺」と呼ばれる現象があります。

大切の人との死別、このような受け入れがたい悲しみを感じたとき、心が麻痺したようになってしまい、悲しみや怒りや喜びなどの感情を感じ取れなくなってしまう症状のことです。

ひとは、あまりにショックな出来事があると、そのショックで心を壊されないように心に蓋をしてしまうのです。「大切なひとが亡くなったのに、涙を流せない」というのは、悲しみがあまりに大きいから、感受性が強いから生じる現象であって、決して心の冷たさから来るものではありません。

ショックの直後では、一時的にこのような「心の麻痺」を起こしてしまうのも無理はないことです。しかしずっと心を麻痺させたまま生きるのは、あまりにつらすぎます。少し時間が経ったあとでも構いません。自分の「心の麻痺」を治すことを考え始めてみてください。
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用語タグ グリーフケア

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