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葬儀はなんのためにあるのですか?

葬儀はなんのためにあるのでしょう。
最近「葬式は、いらない」なんてタイトルの本がベストセラーになっていましたが、少し気持ちがわかります。既に亡くなってしまった故人のために葬儀を開くことに、本当に意味はあるのでしょうか。

現在の日本人の多くは、自分のことを無宗教だと考えています。特に都市部では伝統的な仏教組織に対する信仰心も年々薄くなっており、葬儀の意義を感じ取れない人が多くなることも仕方のないことなのかもしれません。

しかし、葬儀は宗教的な意味合いの他にも、残された人たちに対する「グリーフケア」の役割も持っています

たとえば仏式の葬儀は、通夜、告別式、初七日、四十九日…と何回にも渡って儀式を行います。こうすることで、故人の死後何回にも渡って親族や縁者と会い、悲しみを分かち合い、故人についての思い出を語りあうことができるようになっています。故人についての感情を外に出し、それを分かち合うこと、これは「感情表出」と呼ばれるグリーフケアの有効な方法のひとつです。

お葬式を行うこと、これは遺されたものたちの心を慰めるための、古来からの知恵だったのかもしれません。
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用語タグ 葬儀 グリーフケア

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