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いよいよお看取りというとき、どういうふうに接したら良いのでしょうか。

いよいよお看取りというとき、どういうふうに接したら良いのでしょうか。最期のときだからこそ切ない思いをさせたくありません。

終末期の高齢者向けホームを経営する柴田久美子氏は、著書の中で看取り時の心構えについて以下のように書いています。

 

最期の時とは、ご本人が身体を手放す瞬間です。その時こそ、身体を使って看取りましょう。看取り士は、ご家族に看取りの意味をお伝えして、ご家族とともに手を握ります。

手を握って温もりを伝えてあげることで、生きる希望がそこにあるということ、私たちはおそばにずっといますということを伝えます。抱きしめて送るというのは、そういうことなのです。言葉ではありません。

(「看取り士」P69)

 

柴田氏は著書の中で繰り返し「言葉は虚しい」と語っています。今にも旅立とうとされている方にとって、言葉は意味をもたないと、それよりも手を握ってあげる、抱きしめてあげる、そういったことで言葉を超えたものが伝わると、氏はそう主張します。

 

看取りとは、ある意味で人生の総決算のようなものです。そこには人の数だけ形があり、唯一の正解はないのかもしれません。ですが「抱きしめる」「手を握る」こういった身体性を伴った看取りには大きな意味がありそうです。
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用語タグ 看取り

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