看取りを知る

葬送・供養・死後サービスについて

代日本では高齢1人暮らし世帯が増え、核家族ですらもはや少数派となっています。かつて「地縁・社縁・血縁」いわれた人々のつながりが希薄になる一方、終末期に生命や暮らしを支える医療職や介護職、福祉職の人々と利用者とのつながりが、単なるサービスの提供側と利用側といった関係を超え精神的にも深いものとなっている場合が多く発生し「拡張家族」といった言葉も生まれています。
このような、時代とともに移り変わる「家族のありかた」が、供養へも大きな変化をもたらしています。

ここでは、各領域でどんな変化が起きているかをご案内いたします。

・葬儀
人がご逝去されたときにご近所も含め亡くなったことを広く告知して行ういわゆる「お葬式」を一般葬と呼んでいます。この一般葬は年々減り、20%以下となりました。
これに対してご招待された方のみが参加する「家族葬」が6割を超え、もはやお葬式といえば、ご招待された方だけのもの……と考える方も増えてまいりました。

さらに、お葬式を行わず、ご遺体の安置所から火葬場に直接持ち込んで…という「直葬」も年々割合を伸ばしています。
こういった流れの影響は介護施設へも及んでいます。かつて、死は忌むべきものとされ、介護施設ではご遺体を他の入居者に気づかれないようこっそり運び出していました。しかし現在では、職員さんを中心に手作りのお別れ会を行うようになったり、介護施設内に葬儀を行う部ができたりといった「こころの変化」も生まれています。

お別れ会は有名人だけのもの?

・仏壇
かつての住宅には「仏間」と呼ばれるお仏壇を置くための部屋がありました。しかし、現在の都市部のマンションで仏間はほとんど見られなくなってきました。マンションでお仏壇を飾る方は、居間や寝室へ小さめのサイズを選んで置く傾向にあります。また、デザインも金仏壇といった伝統的なきらびやかなものより、通常の家具に近い自然なものが増えています。最近ではインテリアの一部として、お部屋に馴染むものが人気です。

これらの背景には、お坊さんが一年の節目節目の法要で訪ねてくるなど「仏間」や「お仏壇」を重要視するイベントを行う家庭が減ったことにあります。いわゆる「檀家離れ」といった現象です。
元々は仏教の教えを守るため、ご本尊が安置されるのが仏壇の主たる役割でした。しかし今は「ご遺族の位牌を置くもの」と捉えている方が多いのかもしれません。

・お墓
「墓を守る」とか「誰が墓を継ぐのか」といった言葉に表れるように、かつて日本のお墓は血のつながった子々孫々(主に長男)が引き継いで守っていく、永代供養していく…という前提で建てられていました。
お寺の敷地内にあるお墓でも、亡くなられた方を供養するのはご家族自身で、お寺はそれをサポートする立場にありました。しかし、少子化の流れにより多くの家庭が「近い将来お墓を継ぐ人がいないのでは?」といった不安を抱えています。

こういった少子化の時代の中でもお墓が終の棲家(ついのすみか)となるよう、これまでの「***家代々の墓」として子々孫々がずっとお墓を守っていくというスタイルではなく、「お墓の面倒を見る身内がいなくなった後は、お寺に引き継いで永代供養していってもらう」という考え方のお墓が注目を集めています。いわゆる納骨堂とか永代供養墓と言われるジャンルです。

・相続
「権利保護・意思伝達手段」をご覧ください

・遺品整理
近年次第に耳にするようになった「遺品整理」という言葉。いわゆる「形見分け」(故人が愛用していたものをご遺族や友人がもらう)以外にも、家具・住居・不用品の仕分けを全て「遺品整理」と呼びます。
遺品整理は非常に大変で時間もかかるため、故人を亡くしたばかりのご遺族にとっては心身共に大きな負担となります。
映画「アントキノイノチ」で、ご家族に代わって遺品整理を行う業者が認知されるようになりました。現在は、遺品整理業者に配送から供養まで依頼できるようになっています。

遺品整理なび

・法要
お亡くなりになってからの供養である「法要」のスタイルは、宗派によって異なります。
こちらでは最も一般的な仏式を説明します。まず「繰り上げ初七日法要」として、火葬場から帰ってきたらそのまま法要を行うことが一般的です。その後四十九日までは「忌中(祝い事などを完全に避ける期間)」として頻繁に法要を行う特別な期間とします。

その後は一周忌までを「喪中(亡くなった親族を追悼するための期間)」として、年賀状などを遠慮するのが一般的です。その後は年忌法要として亡くなった日から満二年目に三周忌、満6年目に七周忌、12年目に十三回忌、32年目に三十三回忌の法要を行います。

三十三回忌が過ぎると「弔い上げ」として故人の死に直接結びついた法要は終わりにする場合が多いようです。その後はお盆やお彼岸など、先祖供養として供養をしていきます。

黄金のおりん

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